【レビュー】KBEAR Venus|エントリーモデルに最適なコスパ重視のゲーミングイヤホン

イヤホン

どうもsardです。今回は一時期界隈を騒がせたKBEARから発売されたゲーミングイヤホン【Venus】をレビューしていきます。ヘッドセット派とイヤホン派に分かれるゲーミング製品ですが、どれも高くて中々手が出しにくい状態です。そんな中、低価格かつ実用に足るイヤモニタイプのゲーミングイヤホンが出たということで、特にゲーミング製品に手を出していきたい方に参考になればと思います。

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KBEAR Venus とは?

まずそもそも今回レビューしていく【Venus】を発売している【KBEAR】について、簡単に少し説明していきます。

KBEAR
2014年に中国深セン霊音科技によって設立されたオーディブランドです。イヤホンとケーブル開発を目指して創設されており、主力商品はインイヤーモニター(IEM)とアップグレード用のケーブル(リケーブル)です。エントリーからミドル帯で強いメーカーで、いわゆる「中華イヤホン」ブランドの一つで、近年の低価格IEM市場の盛り上がりを支えているメーカーでもあります。

さてメーカー説明はこのぐらいにして早速【Venus】を見ていきたいと思います。

まずはスペックをぱぱっと下に表記していきます。

ブランド KBEAR
モデル CG01
製品名 Venus
カラー ブラック / チタン
感度 100dB ±3dB / mW(@1kHz)
インピーダンス 32Ω ±15%(@1kHz)
周波数特性 20Hz ~ 20kHz
ドライバー 10mm ダイナミックドライバー(PU+LCP複合振動板)
筐体素材 PC(ポリカーボネート)+亜鉛合金
端子 リケーブル不可
プラグ Type-C
Type-Cチップ Smartlink M200
ケーブル長 1.25m

まず注目すべきはドライバーですね。ドライバーは一般的な10mmダイナミックドライバーが使用されていますが、複合振動板にPU(ポリウレタン)+LCP(液晶ポリマー)が使用されています。
何がいいんだ?となると思いますが、この複合振動板により、中高音はクリアかつシャープな音になり、ゲーム特にFPSなんかで重要な足音や銃声をしっかり聞き分けることができます。また、音全体が滑らかになり、高音でよく使われる表現のシャリ感を抑えてくれます。これにより長時間でも違和感なく使用することができるようになっています。

もう一つ注目したいのは接続プラグですね。「イヤホン」と言われるとやっぱ3.5mmステレオミニプラグをイメージしてしまうと思いまが、本製品は何とType-Cプラグと言うことで、スマホやタブレットswitchなど幅広い機器で使用することができるようになっています。これ何気にめちゃめちゃ嬉しいなと思いましたね。

開封の儀

さてさて説明はこの辺にして早速開封の儀を行っていきたいと思います。

外箱はかなりゲーミングによった雰囲気になっています。サイズはW11×D11cmのコンパクトサイズになっています。

さてイヤホン本体のご登場です。今回ガンメタリックを購入しましたが…反射であまりわからないですね…カラー展開はブラックとガンメタリックになります。

今回ゲーミングと言うことで、光ります!光り方は動画を見ていただければですが、緩やかに色が変わっていく感じになります。

円形のケースも付属しています。
ケース付属って地味にありがたいですよね。特に今回はType-Cと言うことで、PCよりはスマホやswitchなどでゲームをする層に向けているのかなと思うので、持ち運び用のケースがあると紛失や破損の心配が無くいいですね。

音質

さて最も重要な音質について述べていきます。

音質は高音重視で低音はかなり弱めな音で、FPSに特化させている感じです。そのおかげで、足音や銃声はかなり聴き取りやすいです。
今回はAPEXで1カ月以上試してみましたが、全然使えるといった感じです。後ろから来ている敵チームの足音もしっかり聴き取ることもできましたし、混戦時の足音や銃声もしっかり聴き分けることが出来ます。また、低音が弱い分フラグなどの爆発音が大きく聞こえないため、足音が埋もれることが無いのも良かったです。「低音が弱い」という短所をうまく長所にできている感じです。

足音や銃声はしっかり聴き取れますが、少し定位感は弱い印象です。APEXは建物や障害物を使う戦い方が基本ですが、時折どこから足音が聴こえているのか見失うことがありました。この辺りはやはり価格が物を言うかなと言った感じですね。
ただ、冒頭にも書きましたが「使える・使えない」で分けるのであれば、「使える」部類にはしっかり入ってきます。

かなりFPSに特化しているため低音は少し弱めですが、アクションゲームなど別ジャンルでもしっかり使えます。「臨場感」や「迫力」は低音が弱いためやはり少し劣りますが、音の繊細さは良いためFPS以外でも問題なく使っていけます。

ちなみに高音特有の「シャリ感」は全くなく、音もフラットでナチュラルなため、音楽用途でも問題なく使用できました。

総評としてはゲーム・音楽を両立できるコスパ重視のイヤホンと言った感じです。

惜しい点

コスパの良い実用向きのイヤホンですが、惜しい点が1つあります。それは「コイル鳴き※1」です。
音を流している状態では特に気にならないですが、音が流れていない状態(無音)では、「ジー」と言った音が常に流れています。価格を考えるとこの辺りは多少妥協しなくてはならない部分になってきますが、やはり少し気になります。幸いにもゲームや音楽に影響がないため、良かったです。

※1
コイル鳴きとは、パソコンや充電器などの電子機器から聞こえる「キーン」や「ジー」といった音のことです。これは、機器の中にあるコイルと呼ばれる部品に電気が流れることで、細かく振動し、その振動が音として聞こえることで発生します。
基本的には故障ではなく、多くの機器で起こりうる現象ですが、負荷がかかったときなどに音が大きくなることがあります。気になる場合もありますが、動作自体に問題がないことがほとんどです。

まとめ

今回はKBEARから発売された【Venus】をレビューしていきました。
ゲーミングイヤホンと言うことで、今回はゲーミング視点でのレビューになりました。高音がかなり強く、FPSで重要な足音や銃声をしっかり聴き取ることができ、低音が弱い短所がグレネードなどの爆発音に足音や銃声が埋もれることがと言う長所に置き換わる、コスパ重視のゲーミングイヤホンでした。

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