どうもsardです。今回は2025年7月に発売されたEar Funの「Ear Fun Clip」のレビューになります。こだわりぬいた装着感にイヤーカフでありながらハイレゾ音質に対応した「LDAC」対応など高性能を詰め込んだイヤーカフ型イヤホンとなっており、VGP 2025 SUMMER 金賞を受賞しています。今イヤーカフ型イヤホンを購入するなら間違えなく選択肢の一つに入る製品です。ぜひ参考にしていってください。
※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。リンクを経由して商品を購入されると、当サイトに報酬が発生する場合があります。
Ear Fun Clip 仕様
まずは今回レビューをしていくイヤーカフ型イヤホン「Ear Fun Clip」の仕様について紹介していきます。

・ドライバー
ドライバーは最新技術を結集させた「10.8mmカーボンファイバー複合膜ドライバー」が使用されています。このドライバーは振動板採用のドライバーとなっており、振動することでとても力強い音を出力することができクリアで豊かな中高音域を表現することができます。ドライバーサイズも一般的なドライバーと比べると大きいため、よりパワフルな低音を出力することもできます。
また、次世代のBluetooth規格6.0チップを搭載しており、低遅延かつ安定した通信を行うことができます。後述しますが、電波が干渉して音が途切れてしまうことはありませんでした。
さらに「マナーモード」搭載に音漏れ対策も施されており、図書館やオフィスなど音漏れが気になってしまう場所でもワンタッチで瞬時に音量を切り替えることができます。


・装着感
イヤーカフ型イヤホンにおいて装着感はとても重要です。カナル型イヤホンなどが合わない方や密閉感が苦手な方がイヤーカフ型イヤホンを選択することが多いです。そこでEar Funはより快適な装着感を感じられるよう、「10,00人」以上の耳形状の分析データと「10カ月以上」にわたる装着検証を経て、快適な装着感を感じられるイヤーカフ型イヤホンに仕上げています。イヤホン本体の重さもわずか5.7gと超軽量設計になっています。また耐久性も高く、厳格な検証を実施されており、5年以上の長期使用にも対応できる耐久性を有しています。

・音質
EarFun独自の低音強化技術であるBassSurgeを搭載しており、迫力と深みのある重低音を体験することができます。また、立体的な音場再現可能なシアターモードにより、まるでその場にいるかのような臨場感を映画やライブ映像などで感じることができます。さらに、ハイレゾオーディ認証を取得した、高音質コーデックである「LDAC」にも対応。ハイレゾ音源を細部まで忠実に再現することができます。

・本体
本体はIP55の防水・防塵性能を有しており、突然の雨や運動中の汗などでも心配することなく使用することができます。また、物理ボタンを搭載しており、誤操作しづらくなっており、音量調整や再生停止を正確に操作することができます。
・バッテリー
バッテリー性能はLDCAオフで最大10時間・LDCAオンで最大5.5時間本体のみで連続再生が可能です。充電ケースを含めると最大で40時間再生することができます。急速充電にも対応しており、約10分の充電で2.5時間使用することができます。

感想
良かった点
まず実際に使って良かった点として音質がとてもよかったです。イヤーカフ型イヤホンとなるとどうしても音質はある程度妥協しなくてはなりません。特に低音は弱くなりがちです。しかし、EarFun ClipはLDCAに対応しているため、LDCA対応のカナル型イヤホンと遜色ない音質で音楽を聴くことができます。特に低音はとても強いです。音楽を流して本体を持つと震えているのが分かるほど低音が響きます。ここまで低音が響くイヤホンはカナル型含めても少ないと思います。また、シアターモードも臨場感が増してとても素晴らしいです。個人的には男性ボーカルの楽曲と相性が特に良いかなと思います。イヤーカフ型イヤホンでここまで低音を出せることに驚きました。しかし、その分高音は少しのっぺりした音で弱いかなと感じました。
次に良かった点は物理ボタンです。やはり物理ボタンが正義です。昨今のイヤホンはタッチ操作がほとんどです。私はタッチ操作否定派でして、兎に角操作がしづらくて苦手です。全イヤホン物理ボタンにしてくれと思っています。そんな中EarFun Clipは物理ボタンでの操作がとても快適です。軽い力で簡単に操作することができるだけでなく、ボタンの位置がバッテリー部分にあるため、誤動作しづらいのも素晴らしいです。また、ボタン部分が出っ張ているデザインのため、触っただけでわかるのもとてもうれしい配慮だなと思いました。

惜しい点
今度は惜しい点です。個人的に惜しいと思った点は装着感です。今回のEarFun Clipは装着感にこだわって作れらえたイヤーカフ型イヤホンです。確かに全体的に装着感はよく、わずか5.7gの軽量設計だから、長時間使用しても耳が痛くなることもありませんでした。しかし、どうしても気になったのがバッテリー部の大きさです。ドライバー部分はコンパクトでとても良いのですが、バッテリー部がドライバー部に比べ一回り程大きいです。

厚みが約1cm、幅が約2cmとなっています。たったの1cm、2cmでは?と感じると思いますが、以外にもこれが気になってしまいます。そのため、着けてる感がとても強いのと、顔を横などに動かした際、耳の裏側に当たってしまいます。人それぞれ耳の形は異なるため、気になる人・気にならない人それぞれいると思いますが、私は気になってしまいました。


もう一つ惜しいと感じた点はワイヤレス充電非対応な点です。昨今ワイヤレス充電対応のイヤホンが増えてきています。無いと困る物でもないですが、やはりあるととても便利な機能です。スマホの充電を忘れることは無いですが、イヤホンはよく充電を忘れてしまうため、次回はぜひワイヤレス充電に対応してほしいところです。
まとめ
今回はEar Funから発売されている「EarFun Clip」のレビューをしていきました。イヤーカフ型イヤホンでありながら、高性能なカナル型イヤホンに引けを取らない音質を有したイヤーカフ型イヤホンです。着け心地にもこだわって作られており、まさに音質と着け心地どちらも妥協しないイヤホンとなっています。ちなみに私は今後メインイヤホンの一つに加えます。
今イヤーカフ型イヤホンを探している方にぜひおすすめしたいイヤホンです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひほかの記事も読んでいってください。
今回の撮影協力も勝利の女神NIKKEのアリスちゃんになります。
コメント