どうもsardです。今回は少し変わったマウスを発見したのでレビューしていきます。とてもユニークな発想で想像以上に使いやすいマウスだったので、今後発展していってほしいと思いました。ぜひマウス選びの参考にしていってください。
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サンワダイレクト 400-MAWBT202とは
まずは今回レビューしていくサンワダイレクトのペン型マウス「400-MAWBT202」について紹介していきます。

形状は名前の通りペン型のマウスになります。本体はとても細く実際にペンを持っているのと変わらない感覚で扱うことができます。サイズ感としては多機能ボールペンと同等サイズになります。この形状が意外にもフィット感が強く慣れる前から自由自在に使用できます。また、ボールペンと変わらないサイズ・形状のため持ち運びにとても便利です。
ボタン数はカウント切り替えボタンを含め5つになります。特に特徴的なのは左クリックです。マウス先端にあるセンサー部、これを押し込むことで左クリックをすることができます。この左クリックは少し慣れは必要ですが、私は直ぐになれました。ちなみにダブルクリックはかなり行いにくいため、ダブルクリック専用のボタンも用意されています。カウント(DPI)は「800・1200・1600」から選択ができます。
接続方法は2.4GHzとBluetoothになります。ここでポイントになるのが2.4GHz接続用のドングルはUSB-Aですが、Type-Cへの変換アダプタが付属しています。これによりスマホやタブレットで使用したいがBluetoothは…と言った方でも安心して使用できます。昨今Type-Cが標準になりつつあるため、変換アダプタはとてもありがたいです。
開封
それでは早速開封をしていきます。
まずはパッケージから。パッケージはかなりシンプルでおしゃれな雰囲気になっています。窓からはペン型マウス本体とドングル・変換アダプタが見える構造になっています。裏面には製品の仕様が記載されています。ちなみに今回私はブルーを購入しましたが他にもブラックとレッドも販売されています。

では開封して中身を見ていきます。パッケージの窓から見えていた部分に加え右下半分には充電用のケーブルと持ち運び用の袋が入っています。袋は縦長形状になっておりマウスを収納した際、無駄が出ないようになっています。触り心地は…う~ん…イマイチですかね。


さてそれでは本体を見ていきます。今回私はブルーを購入しましたが、The・青色ではなくミッドナイトブルーのようなカラーになっており、シックな雰囲気があります。重量も軽く、長時間操作をしても疲れにくいです。指で支える箇所はゴム製になっており滑りにくいため、ホールド感もあり握りやすいです。握った感じは仕付けペンのような感覚で、かなりペンに近い形状のため、違和感はありません。

ホイールの下部に右クリック、左側面にダブルクリック用ボタンが搭載されています。マウスの先端にセンサーが搭載されており、このセンサー部を押し込むことで左クリックを行うことができます。この押し込みによる左クリックは慣れるまでは少し違和感があります。また、ペンマウスはマウスでは基本使用されているPTFE素材のマウスソールが使用されていません。問題なく滑りますが、通常のマウスよりかは滑りにくいです。

ペンマウス上部にはキャップがあり、これを外すことでドングルを収納することができます。これにより持ち運ぶ際、ドングルが紛失する心配がありません。

使用感・良かった点
実際の使用感・良かった点について書いていきます。使用感はとてもよく、文字を書いているかのようにカーソルを操作する感覚はとても新鮮です。また、本体も軽量なため長時間の使用でも疲れにくいです。マウスカーソルが無いため滑りが気になっていましたが、そこまで気にするほど滑りにくさは感じませんでした。
本体は細く・軽量でドングルの収納部もあるため、持ち運びに最適な点もとても良かったです。また、センサー部がペン先になっているので操作するスペースも省スペースで済むため、新幹線や車内などマウスを操作するスペースが少ないところでも気にすることなく使用することができるのも良い点です。
しかし、やはり本当に一般的なマウス形状と同じように使用できるのか気になる人も多いと思います。そこで今回、一般的なマウス形状と変わらない操作感でマウス操作が行えるかFPSで試してみました。試したFPSは「Delta Force」になります。
先に結果を述べると、全く問題なくFPSをすることができました。当然ゲーミングマウスに比べれば遅延を感じてしまったり、センサー性能は劣ります。しかし、全くFPSができないということはありませんでした。FPSでここまで操作できれば普段使用する分には全く問題ありません。実際にキルクリップをいくつか参考までに載せておきます。すべて今回レビューしているペンマウスを使用してプレイしています。
惜しかった点
続いて惜しかった点についてです。
まず惜しいと感じた点はキーボードを打つ際にペンマウスから手を離した後です。何を言っているのかよくわからないと思います。皆さんはマウスをしてキーボードで文字を打つ際はマウスから手を放してキーボード操作し、その後またマウスを操作すると思います。その際特に違和感なくマウス操作ができると思いますが、今回のペンマウスはその部分がかなり違和感が出てしまいます。ペンマウスから手を離した後はまずペンマウスを拾い上げ、握る必要があります。この際向きもしっかり合わせる必要があります。この部分がとても惜しいと感じました。ペン立てのような物を用意することでこの部分は改善できると思います。
もう一つ惜しいと感じた点はボタン・ホイールの配置です。これは人それぞれでペンの握り方が異なるため、気にならない人もいると思いますが、私はとても気になってしまいました。まずホイールが上目に付いているため、スクロールが行いにくいです。これは位置だけでなくホイール自体の小ささも関係してくると思います。また、ダブルクリックボタンの押しずらさもとても感じました。私は画像の様なペンの持ち方をしています。そもそも持ち方が違うところは置いといて、この持ち方だとダブルクリックボタンがとても押しずらいです。個人的にはホイールは左クリックボタンの位置、左クリックボタンはさらに下部にあるととても使いやすと感じました。逆にダブルクリックボタンは上部、親指の付け根で押す感じにするといい感じになると思います。

まとめ
今回はサンワダイレクトのペン型マウス「400-MAWBT202」のレビューをしていきました。かなり珍しい形状をしたマウスになります。一般的なマウスからかなりかけ離れた形状をしており、使用感が気になる所でしたが、かなり使いやすいマウスでした。FPSで使用してみましたが、問題なくゲームすることができたので、一般使いでは全く性能は気にならないと思います。また、軽量・コンパクトだから持ち運びにも最適なマウスです。出張や会議などが多いビジネスマンに特におすすめのマウスです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひほかの記事も読んでいってください。
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