【レビュー】SOUNDPEATS Clip1|Dolby Audio対応!イヤーカフ型TWSのフラッグシップモデルが登場?

イヤホン

どうもsardです。今回はSOUNDPEATSより発売された【SOUNDPEATS Clip1】をレビューしていきます。イヤーカフ型でありながらDolby Audioに対応し、臨場感を楽しむことができるイヤーカフ型TWSになっています。とうとうイヤーカフ型はここまで来たか!と思わせるほどの音を体験することができ、イヤーカフ型TWSのフラッグシップモデルと言っても過言ではないと感じてしまうイヤホンになっています。ぜひ参考にしていってください。
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SOUNDPEATS Clip1

まずは今回レビューしていく【SOUNDPEATS Clip1】の性能を紹介していきます。

SOUNDPEATS Clip1の最も注目するべき性能は何と言ってもDolby Audio対応です。なんとSOUNDPEATS初のDolby Audio対応製品がClip 1となっており、まさか初のDolby Audio対応製品がイヤーカフ型になるとは驚きです。Dolby Audioに対応しているため、今までのイヤーカフ型では体験することのできなかった臨場感溢れる音を楽しむことができます。

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またもちろんLDACに対応しており、「Hi-Res Wireless」ロゴも取得しています。臨場感だけでなく音の鮮明さや広がりも感じることができます。

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音質だけでなく着け心地もこだわりを感じる仕様となっています。イヤホン本体は肌に優しい液体シリコンが使用されており、すべすべと触り心地がとても良い素材になっています。また、0.6mmの超薄型ニッケルチタン合金を採用したSOUNDPEATS「N-Flex Arch™」構造により、どのような耳の形状でもフィット感ある着け心地になっています。

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また素材や構造だけでなく、少し変わった機能が2つ搭載されています。1つ目が「左右自動識別テクノロジー」です。名の通りイヤホンを装着した際、左右を自動で識別しステレオのチャンネルを割り当ててくれます。片耳だけでの使用でも左右を識別してくれます。2つ目の機能は「装着検知」です。この装着検知はセンサーでイヤホンの着脱を感知し、音楽の停止・再生を自動で行ってくれます。あまり見ることのない機能が2つ搭載されているのがSOUNDPEATS Clip1の魅力の一つです。

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その他急速充電やタップ操作、など一般的なTWSに搭載されている機能もしっかり搭載されています。また、防水規格はIPX5となっています。汗や雨などであれば気にすることなく使用できます。

開封の儀

それでは早速SOUNDPEATS Clip1を開封していきます。

箱はいつも通りの白を基調としたデザインとなっています。しっかりDolby Audioのマークが記載されています。

箱を開けると早速本体が出てきます。本体の下に説明書を含めた付属品が入っています。付属品は説明書、充電用のA to Cケーブル、そしてSOUNDPEATSのイメージキャラクターのシールが入っています。シール…たまにシールを付属品として入れてくれるメーカーさんがいますが、いつも扱いに困っちゃって使わず放置しちゃうんですよね…。おすすめの使用方法があったら是非教えてください!

さてでは本体を見ていきましょう。ケースは光沢のあるグレーが採用されています。真ん中にはSOUNDPEATSのロゴが金の配色で刻印されています。なんだかスーパーマンを彷彿とさせます。サイズ感はかなり大きいですね。昨今のイヤホンやケースのサイズから見ると大きく感じます。
触り心地はしっとり?した触り心地になっており、滑りにくいため誤って落としてしまう心配は少ないかと思います。

お次はイヤホン本体を見ていきましょう。イヤホン本体のカラーはブラックよりのグレーと言った感じの配色になっています。個人的にポイントが高いポイントとしてバッテリー部のデザインです。ブラックとシルバーを使用し、SOUNDPEATSの「S」が刻まれています。少しシックな雰囲気のあるデザインがとてもカッコよくて好きですね。

音質

ここからは音質についてレビューしていきます。

高音

少しシャリ感を感じるが、気になるほどではないですね。主張は控えめで音楽のアクセントに徹した音と言った感じです。高音の解像度はあまり高くない傾向ですが、女性ボーカルなどはしっかり聴き取ることができます。

中音

中音の解像度は高めかつクリアなため、楽器の音をしっかり聞き分けることができます。ボーカルよりは楽器音の解像度が高いです。

低音

低音はかなり弱いです。ベースやドラムの迫力がかなり弱くなってしまいます。男性ボーカルも同様に迫力が弱くなってしまいます。低音派だから物足りないではなく、だれでも低音が物足りないと感じると思います。

全体的な音はバランスの良い音とクリアさが特徴的な音です。高音・低音に特化しているわけではないため、物足りないと感じる人も多そうですが、バランスの取れた音が音楽を聴きやすくしてくれます。

ゲームでの使用感

ゲームでの使用感を試してみました。試したゲームハードは「Nintendo switch2」になります。

結果としては、音全体に物足りなさを感じました。音楽を聴いている分にはバランスの取れた音で音楽を楽しめましたが、ゲームではかなり物足りなさを感じます。恐らく低音に弱いため、音全体の迫力・臨場感が弱くなってしまっているからと思います。ただ、使用感としては全く問題なくしっかり使用することができます。遅延に関してもゲームモードにしてあげることで、十分使えるぐらいには遅延を軽減することができます。

良かった点

SOUNDPEATS Clip1の良かった点としてはまず、Dolby Audio対応ですね。イヤーカフ型イヤホンで立体的な音を楽しめる時が来るとは思いませんでしたね。音の響く感覚が心地良いため、音楽を聴くのが楽しくなります。より低音を強化したイコライザーを設定することで、より立体感と臨場感が増すのでおすすめです。

惜しかった点

続いて惜しかった点ですが、正直かなり多いです。

まず1つ目は低音の弱さです。音質でも触れましたが、兎に角低音が弱いです。通常はもちろん、Dolby Audioに設定した際などの迫力がかなり弱くなってしまっています。これがとても勿体ないと感じました。音楽を聴くうえで迫力や臨場感は大切です。それを表現してくれるのが低音なため、もう少し低音が強いドライバーだったらよかったのかなと思います。

2つ目は左右自動認識と着脱感知です。まず左右自動認識ですが、ケースから取り出し接続後左右を認識しています。これにより音を出せるようになるまでに、接続後からラグを感じます。その為耳に装着して直ぐに音が出せないのは小さいですが、使い勝手の悪さを感じてしまいます。また着脱感知ですが、反応が良くしっかり感知してくれるため、耳から外した後装着し直すとしっかり再生を開始してくれます。しかし、反応が良いあまりランニング中などに少しずれてしまった場合、着脱感知が反応してしまい、音楽が停止することがあります。この2つの機能はとても便利でよい物ですが、使用感が悪くなってしまっている点が惜しいと思いました。

最後に感じた惜しい点はケースの大きさです。想像以上に大きく感じてしまいます。私はイヤホンのケースは使用中ズボンのポケットに入れていますが、大きいためかなり気になってしまいます。ただ、カバンなどにしまう際は逆に大きいため見つけやすいのかなとは思いますが、やはりケースもなるべく小さい方が使い勝手が良いと思いました。

まとめ

今回はSOUNDPEATSから発売された「SOUNDPEAT Clip1」のレビューをしていきました。SOUNDPEATS初のDolby Audioに対応しており、イヤーカフ型TWSでは体験することのできなかった立体音響を体験することができます。「”ながら聴き”の新定番」のキャッチコピーの通り、今後イヤーカフ型TWSの定番になってくる、そんなイヤホンになっています。しかし、音質は低音がかなり弱くせっかくのDolby Audioを活かすことができていないと感じます。正直なところイヤーカフ型TWSのフラッグシップモデルかと言われると、及ばないかなと思います。ただ、装着感やバッテリーの持ちなどはとても素晴らしいので、イヤーカフ型イヤホンが気になっている方は一度試してみても良いと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひほかの記事も読んでいってください。

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