どうもsardです。今回はお久しぶりのXiaomi製品のレビューになります。今回レビューしていく製品はベゼルデザインが特徴的なスマートウォッチ「Xiaomi watch S4」になります。機械式の時計に近い見た目を有し、デザインで魅了することができるスマートウォッチです。スマートでかっこいいスマートウォッチを探している人に最適なスマートウォッチです。ぜひ参考にしていってください。
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Xiaomi watch S4 仕様
まずは今回レビューしていく「Xiaomi watch S4」の仕様を紹介していきます。
本体
本体はステンレス製の素材を基調としています。とても高級感が高く満足感があります。右サイドに回転式のクラウンにボタンが搭載されています。クラウンは回転だけでなく押し込むことでアプリのリスト一覧を表示することができます。ボタンと回転クラウンも洗練されたデザインをしており、全体的にデザインがとても素晴らしいです。


一番の特徴であるベゼルはまさに機械式の腕時計を彷彿とさせるデザインとなっています。そしてこのベゼル交換ができるんです。青や緑オレンジなど様々なカラーのベゼルに変更することができます。しかし、現状Xiaomi公式のベゼルはシルバーとオレンジ以外在庫切れになっています。互換性のある交換用のベゼルも販売されているため、気になった方はチェックしてみてください。
ディスプレイ
ディスプレイは1.43インチが採用されており、視認性がとても高いです。リフレッシュレートは60Hzだからカクツキを感じることもありません。ディスプレイの明るさを表す「nit(ニト)」は約1,500nitsと驚異的な明るさを有しています。屋外や日差しの強い場所でも鮮明にディスプレイを見ることができます。
ディスプレイのきめ細かさを表す「PPI」は326PPIとApple Watchシリーズと同等のきめ細かさになっています。現在私がメインで使用している「Xiaomi Redmi watch 5 Lite」のPPI値332と比べると少し低い数値ですが、実際見た感じではXiaomi watch S4の方が綺麗に感じます。

バッテリー
スマートウォッチにとってバッテリー持ちは重要な要素の一つです。Xiaomi watch S4は最大で15日間バッテリーが持ちます。約2週間は充電することなく使用することができるため、出張や旅行に行く際、充電器を持っていく必要がありません。また、急速充電にも対応しており5分間の充電で2日間使用することができます。私はお風呂に入る際充電を行っているため、日中充電が切れる心配をすることがありません。
健康管理
スマートウォッチは時計機能だけでなく健康管理機能もメインになります。そんな健康管理機能ですが、24時間心拍・ストレス・血中酸素・睡眠をモニタリングすることができ、約60秒間隔で計ってくれます。心拍数のモニタリング精度は98%と高精度で計ることができます。また、従来品から新たに「呼吸エクササイズ」モードが追加されており、リラックスしたい時や熟睡をしたい時に最適な呼吸を行うこともできます。私は毎日睡眠モニターを行い睡眠の質を計っています。
スポーツモード
スポーツモードも豊富に搭載されており、150種類以上のスポーツに対応。また、スキーにおいては「プロスキーモード」を搭載しており、距離・時間・グライド・ターンの平均速度などを専用アプリの「Mi Fitness」に記録することができます。なぜスキーだけなのか疑問ではあるが、今後「プロモード」が増えていくと嬉しいですね。
また、GNNSを搭載しており、衛星システムを活用し屋外での活動時、正確な位置を記録することができます。ランニングやサイクリング時のコースや時間などを記録することができるため、タイムアタックなども行えます。私はロードバイクに乗っているため、サイクリングをする際は必ず記録を取っています。
その他
Xiaomi watch S4はクイックジェスチャー機能を搭載しています。腕を振ったり指パッチンをすることでシャッターを切ったり、通話の拒否などを行うことができます。とても便利な機能ですが、設定できる操作が少ないため、あまり実用的ではありません。
開封
さて早速開封をして本体を見ていきましょう。
外箱は白を基調とした長細いパッケージになっています。完璧にAppleを意識しているんだろうなって感じの外箱をしています。高級感はとても高いため満足感は高いです。


お次に本体です。ベルトはシリコン製の物が使用されています。スマートウォッチはシリコン製のベルトが基本装備ですが、これ苦手なんですよね。この後ご紹介しますが私はベルトを変更して使用しています。液晶は丸形となっています。ここは四角形と好みが分かれそうですね。液晶サイズを取るのであれば四角形がおすすめです。


そしてXiaomi watch S4一番の特長であるベゼルを見ていきましょう。スマートウォッチのほとんどがベゼルレスではないですが、ベゼルを如何に無くし、視認性を上げるかを工夫されています。しかし、Xiaomi watch S4はここで逆張りをしてきました。ベゼルの主張を強め、機械式の時計同様の仕様にしています。これにより液晶サイズは必然的に小さくなってしまいます。しかし、それ以上にデザインがとても素晴らしいです。機械式の時計を付けていると思えてしまうため、一般的なスマートウォッチのデザインが苦手と感じる方におすすめです。

付属品はとても少なく、多言語説明書と専用充電器のみになります。この充電器が実はイマイチだったりします。詳しくは後述していきます。

感想
さてそれでは実際に使用してみて感じたことを書いていきます。
良かった点
まずは良かった点です。Xiaomi watch S4は兎に角デザインが素晴らしいです。スマートウォッチは各社販売をしていますが、どれも見た目は近未来的なデザインとなっています。しかし素材はプラスチックを基調としているため、チープ感が残ってしまっている物も多いです。腕時計は見た目も大切です。チープ感がある物はあまり付けたくありません。しかし、Xiaomi watch S4は素材がステンレスを基調としているため、高級感がとても高いです。それでいてゴツゴツさが無くスタイリッシュな見た目です。さらにベルトをステンレス製に変更することで、さらに高級感が増し、一見すると高級な機械式の腕時計かと思ってしまいます。機械式の時計が好きだが、スマートウォッチは気になる。しかし、デザインが好きではないといった方にとくにおすすめです。
今回私が購入した互換性のあるステンレス製のベルトは下記になります。ベルトの調整も簡単でおすすめです。
次に良かった点は回転式のクラウンです。回転式のクランクによりアプリを探す際、指操作よりもスムーズで快適に探すことができます。回転もスムーズでもたつきがありません。また、クラウンを回した際コロコロと感触が腕に伝わるため、感覚的にも反応しているのが分かりやすいです。回転式クラウンは必要なのか?と思っている方もいると思います。私も無くても困らないしなぁ…と思っていましたが実際あるととても便利でした。
文字盤の種類が豊富な点もとても気に入っています。おしゃれな物から神秘的な物など幅広い文字盤があります。気分によって様々な文字盤に簡単に変更できるため、遊び心があってとてもいいです。個人的に気に入っている文字盤もご紹介します。もしよろしければ、設定してみてください。
Custom digitalは好きな画像を設定することができます。




惜しい点
さてここからは惜しかった点を書いていきます。まず感じた惜しい点は重量です。一般的なスマートウォッチと違いステンレス製の素材を基調としています。その為重量があります。メインで使用していたRedmi watch 5 Liteはベルトなしで実測29g、ベルト込み実測値43gですが、Xiaomi watch S4はベルトなしで44g、ベルト込みで70gとかなり重いです。さらに私はステンレス製のベルトに変更しているため、実際に今使用している状況での重量は実測118gとなります。流石にこれは重いですね…。付属のベルトであれば実測70gになるため、そこまで気になることは無いかと思いますが、スポーツでは不向きだと思いました。私も普段はXiaomi watch S4を使用していますが、ロードバイクに乗る際はRedmi watch 5 Liteに付け替えています。





次に惜しいと感じた点は専用充電器です。充電器が専用品である点は特に気になりません。そもそもほとんどのスマートウォッチがそうですからね。しかし、この専用充電器とても軽いです。実測値で21gとなっています。軽すぎて簡単にケーブルに負けてひっくり返ってしまいます。背面にマグネットが付いているため、磁石がくっつく壁などに取り付けることもできますが、それにしても軽すぎてすぐに動いてしまいます。

また、充電器のUSBケーブルが抜き差しできない点も使い勝手が悪いです。スマートウォッチを充電した際、液晶が上下反対にならずに設置するためには必ずケーブルが右側に来ないといけません。これのせいでUSB充電器を必ず自身の右側に設置をしないといけません。自身の左側にUSB充電器がある場合、スマートウォッチを充電すると液晶が上下反転してしまいます。これがとても使い勝手が悪いです。せめて充電器に接続するUSBケーブルを左右に取り付けできるようにしてほしかったですね。


まとめ
今回はXiaomiから発売されているスマートウォッチ「Xiaomi watch S4」のレビューをしていきました。一般的なスマートウォッチに比べ、より機械式の腕時計に近いデザインをしたスマートウォッチになります。ベゼルの交換も可能のため、服装や雰囲気に合わせて交換し、おしゃれとしても活躍してくれます。Xiaomi watch S4はビジネスやカジュアルシーンには最適ですが、ランニングやスポーツする際には、素材や重量の関係であまり向いていません。日常生活で身に着けるのがおすすめなスマートウォッチです。今後のスマートウォッチは、ビジネス・カジュアルシーンに最適なタイプとスポーツに最適なタイプに分かれたデザイン・仕様の展開をしていってくれると嬉しいなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひほかの記事も読んでいってください。
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