皆さんどうもsardです(@sardlab_review)!今回はワイヤレス充電対応の薄型モバイルバッテリー2種類のレビューになります。今回レビューするモバイルバッテリーは「CIO」と「MOVE SPEED」から発売されている2製品になります。モバイルバッテリー選びの参考に!
CIO 「SMARTCOBY SLIM 5K」
まずはCIOから発売されている「SMARTCOBY SLIM 5K」です。薄さは8.7mmでQi2・Magsafeに対応した薄型モバイルバッテリーです。
容量 | 5000mAh |
ポート数 | USB Type-C×1 |
出力 | USB Type-C:20W ワイヤレス:15W ワイヤレス+Type-C:10W |
サイズ | W10.2×H7×D0.8cm |
重量 | 117g |
デザイン
今回私はブラックを購入しました。本体はアルミ合金ボディでマットな質感をしており、とても高級感が高いです。触り心地はさらさらしていますが、滑りにくいため、うっかりモバイルバッテリーを落とす心配は少ないです。裏側の吸着面の質感はゴム感が強いですが、ゴム製ではありません。触り心地は表面に比べてざらざらした触り心地になっています。


サイズ・重量
サイズ感は想像よりも「小さくて薄い」と感じました。モバイルバッテリーの長辺が約10cmと小さいため、スマホに取り付けた際、カメラに干渉しないのがとてもいいです。取り付けたままでもズボンのポケットに入れることができます。


しかし、横幅が7cmと数値的には小さいですが、実際スマホに取り付けるとスマホの横幅とあまり変わらないため取り外す際、少し難儀してしまいます。マグネットの吸着力はとても強く、振っても落ちる心配はありません。
重量は実測値で118gと軽量ではありますが、想像よりも「重い」と感じました。従来のモバイルバッテリーと比べると当然軽いですが、実際にスマホに装着して使用してみると、重さが気になってしまいました。片手で操作を行うのは少し難しいですね。

容量・出力
容量は5000mAhと一般的な容量で、定格容量は3000mAhとなっています。iPhone16のバッテリー容量が約3500mAhなので、スマホ約1回分の充電容量になります。外出時に使用するモバイルバッテリーとしては十分な容量です。
定格容量:モバイルバッテリーから取り出すことができる容量のことを指し、実際に充電に使用できる容量です。定格容量はモバイルバッテリーの容量の約6割ほどと言われています。
出力は3つの充電方法により異なります。対応している充電方法は「ケーブル充電」「ワイヤレス充電」「ケーブル+ワイヤレス充電」になります。各充電方法の出力は下記表のとおりになります。
ケーブル充電 | 最大20W |
ワイヤレス充電 | 最大15W |
ケーブル+ワイヤレス充電 | 合計10W |
最も早く充電を行いたい場合は、PD対応のケーブル充電を行うのが良いでしょう。ワイヤレス充電はQi2認証チップを搭載し、Magsafeに対応しており、Qi2規格認証品になるため、安心して使用することができます。

特長
「SMARTCOBY SLIM 5K」一番の特長は「完全パススルー充電」です。これはCIO独自設計で行われており、一般的なパススルー充電とは異なります。「完全パススルー充電」はモバイルバッテリーが満充電になった際は、スマホへの充電をモバイルバッテリーを介さずに、充電を行うことができます。これにより、不要なモバイルバッテリーの使用を防ぎ、長寿命化や安全につながります。

MOVE SPEED 「YSPBS05」
お次はMOVE SPEED の「YSPBS05」になります。MOVE SPEEDは中国・広東省に本社を構える電子機器メーカーで、モバイルバッテリーからケーブルにSSDなどの製品を開発・販売しているメーカーになります。
デザイン
カラーはグレーを購入。こちらもCIOと変わらずマット仕上げになっており、光沢感がなく高級感が強いです。裏側はワイヤレス充電系でよく見る、ワイヤレス充電部が分かるようになっています。見た目はあまり、スマートさはないですが接着部が分かりやすいので、こういたデザインも良いですね。


サイズ・重量
サイズはW10×D7×H0.8cmとCIOの「SMARTCOBY SLIM 5K」とほぼ変わらないサイズになっています。しかし、実物を見るとMOVESPEEDのモバイルバッテリーの方がわずかですが横幅が小さいです。この小ささが鍵で、スマホに取り付けた際CIOに比べ取り外しがスムーズに行えます。また、モバイルバッテリーとスマホに明確な段差ができるため、持ちやすくなり、うっかり落としてしまう心配が減ります。


重量についてもMOVESPEEDは実測値113gとCIOに比べ5g軽くなっています。たったの5gではありますが、実際スマホに装着すると、違いが大きくわかります。明確にCIOに比べて軽く感じます。軽いワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい方にはおすすめです。

容量・出力
容量はCIOと同様に5000mAhとなっております。こちらもスマホ約1回分ほどの充電になるため、丁度良い容量となっています。
出力は20Wでの急速充電に対応しています。ワイヤレス充電の出力に関しては、ページ上に表記がなく、モバイルバッテリー本体記載から読み取るに、出力は7.5Wが最大の出力になります。Qi2認証品ではないため、ワイヤレス充電での急速充電はできません。

特長
MOVE SPEED 「YSPBS05」の特長は「磁気力の強さ」になります。磁石同士が引き合ったり反発しあったりする強さを表す磁気力が18Nとなり、どのぐらい強いかと言いますと、約1.8kgの物を持ち上げることができる程の強さになります。そのため、充電中まず外れる心配はありません。
まとめ
さて二つのワイヤレスモバイルバッテリーをご紹介してきましたが、最後にまとめです。
ワイヤレスでも急速充電を行いたい方、スマホとモバイルバッテリーを同時に充電したい方、安心してモバイルバッテリーを使いたい方はCIOの「SMARTCOBY SLIM 5K」がおすすめです。
逆に兎に角軽いモバイルバッテリーがいい方、安くて十分な性能を持ったモバイルバッテリーがいいといった方々にはMOVE SPEED 「YSPBS05」がおすすめです。
どちらも長所・短所がもちろんあるため、今回のレビューを参考に選んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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